取材– category –
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「定住人口」ではなく、「感動人口」を。人口3,000人の上川町が描く、石狩川の流域でつながる未来
地方創生という文脈で語られるとき、移住者や関係人口の増加は、地域を持続させるための重要な指標とされてきた。人口が増えることで税収が生まれ、担い手も増え、地域経済は循環していく。 だからこそ、多くの自治体は移住促進や関係人口創出のための施策... -
TNFDで辿る、阿蘇の流域。半導体ブームの熊本で、「豊かな水の流れ」を歩く。
毎日何気なく口にする、コップ一杯の水。その水が一体どこから来ているのか、考えたことはあるだろうか。 実は「世界一の地下水都市」と呼ばれる熊本では、熊本市を含む11市町村で、水道水のすべてを天然の地下水で賄っている。人口100万人規模の都市でこ... -
牧草地のアトリエで、童心に返る。大人のための遊び場で見つけた、本当の豊かさ
北海道・中標津町。地平線まで牧草地が広がる俣落(またおち)地区に、佐伯農場はある。100頭を超える牛たちがのんびりと草を食み、敷地の中を荒川がゆったりと流れる、道東らしいおおらかな風景だ。 その中にたたずむ、元は牛舎だった建物を手作業でてい... -
廃業ホテル跡地を再生する「らうす餐荘」のリジェネラティブな挑戦
北海道東部、知床半島の東側に位置する羅臼町(らうすちょう)。流氷が運ぶ栄養が海を育み、羅臼昆布や多様な魚介類をもたらすこの土地では、大自然の恵みと人々の営みが深く結びついている。 一方で、現在の羅臼町は基幹産業である漁業の変化や著しい人口... -
流域全体で考える、ランドスケープアプローチ。防災と保全の未来
地下水をはじめとする豊かな水資源に恵まれ、「水の都」として親しまれる熊本。2026年、この地で「グローバル・ネイチャーポジティブ・サミット2026」が開催された。 年々激しさを増す自然災害と、急速に失われつつある生物多様性。いま私たちが直面してい... -
花々が消えた原生花園を、「火」の力で再生させる。北海道 小清水町が守り続ける景色
画像提供:津田智さん 「ファイアーエコロジー」、火の生態学と呼ばれる学問分野は、アメリカ(特にカリフォルニア)、オーストラリア、地中海沿岸、南アフリカ、チリといった、地中海性気候をはじめとする火災の多い乾燥・半乾燥地域で確立されてきた。 ... -
「ハレ」ではなく、「ケ」の観光を。石見銀山・大森町で紡がれる、町と旅人をつなぐ生活観光。
画像提供:石見銀山 群言堂 島根県大田市にある世界遺産・石見銀山。戦国から江戸時代にかけて日本最大の銀山として栄え、最盛期には世界で産出される銀のうち、約3分の1を占めたとも伝えられている。 世界遺産の登録名である「石見銀山遺跡とその文化的景... -
何もないから、何にでもなれる。「余白」が人を呼ぶ町、中標津で見つけた交流のかたち
北海道の東の端、根室地域の内陸に、中標津(なかしべつ)という町がある。人口約2万2,000人のこの町は、釧路と根室のちょうど中間あたり、別海(べっかい)・標津(しべつ)・羅臼(らうす)といった一次産業の盛んな町に四方を囲まれながら、ぽつんと内... -
雨庭は「新しい古典」。生物多様性と治水をつなぐ、流域思考のランドスケープ
今、「雨庭(レインガーデン)」が園芸好きの間で身近な存在になりつつある。ホームセンター大手のカインズが、自社メディアで社員による「雨庭DIY」の実践記事を公開したことでも話題を呼んだ。 画像出典:となりのカインズさん / 株式会社カインズ 庭や... -
365日放牧が、土を豊かにする。牛とのつながりを紡ぐ、養老牛 山本牧場の再生型農業
知床半島にほど近い、北海道東部の中標津町。知床半島から連なる山岳地帯と根釧台地の丘陵に挟まれたこの一帯は、泥炭地と火山灰地が広がり、稲作や畑作には適さない土地とされてきた。 実際、開拓期には穀物栽培をめぐって幾度も冷害に見舞われ、昭和初期...
