MENU
  • リジェネラティブツーリズム
  • 社会
  • 環境
  • 経済
  • 用語集
お問合せ
リジェネ旅
  • リジェネラティブツーリズム
  • 社会
  • 環境
  • 経済
  • 用語集
お問合せ
リジェネ旅
  • リジェネラティブツーリズム
  • 社会
  • 環境
  • 経済
  • 用語集
  1. ホーム
  2. サステナブルツーリズム
  3. フィジー政府観光局|自然を傷つけず共に生きる「ロロマ・アワー(Loloma Hour)」を発表

フィジー政府観光局|自然を傷つけず共に生きる「ロロマ・アワー(Loloma Hour)」を発表

2025 5/14
サステナブルツーリズム
サステナブルツーリズム ニュース 持続可能な観光
2025-5-122025-5-14
フィジー政府観光局|自然を傷つけず共に生きる「ロロマ・アワー(Loloma Hour)」を発表

フィジー政府観光局は2025年4月11日、持続可能な観光を推進する新たな取り組みとして「ロロマ・アワー(Loloma Hour)」を発表しました。​このプログラムは、旅行者が滞在中に少なくとも1時間を、地域社会や自然環境に貢献する活動に充てることを提案するものです。

この取り組みは、フィジー政府観光局のCEOであるブレント・ヒル氏が「世界初の環境のためのハッピーアワー」と表現しており、観光産業全体で地域社会への還元を目指すキャンペーンとして位置づけられています。

フィジーは観光が主要産業の一つであり、自然環境の保全と地域社会への貢献が持続可能な観光の鍵とされています。​ロロマ・アワーは、旅行者に対して単なる観光ではなく、フィジーの自然や文化に触れ、積極的に関与する機会を提供することで、より深い旅行体験を促進しています。

目次

“Loloma”を知ることでより深く、心に残る旅を

「ロロマ(Loloma)」とは、フィジー語で「愛」「思いやり」「優しさ」といった意味を持つ、とても大切な言葉です。単なる感情を表す言葉というよりも、フィジーの人々の生き方や価値観を象徴する、文化的に深い意味を持った概念といえます。

フィジーでは、地域社会とのつながりや自然との調和が日常生活に深く根付いており、「ロロマ」はそれらを支える精神的な土台となっています。この言葉には、他者を思いやる心、親切を惜しまない態度、調和と尊重を大切にする暮らし方が含まれており、家族や村、旅人に対しても広く適用されます。誰かが訪ねてきたときに笑顔で迎えること、困っている人に自然に手を差し伸べること、自然を傷つけずに共に生きること――これらすべてが「ロロマ」の実践です。

今回始まったプログラム「ロロマ・アワー」は、この「ロロマ」の精神を観光のあり方に取り入れようという試みです。訪れる人々にも、この価値観を体験し、共有してもらいたいという願いが込められています。単なる観光ではなく、「訪れた場所を少しでも良くして帰る」「地元の人々や環境に優しく関わる」という姿勢そのものが、ロロマの延長線上にあります。

ロロマ・アワーでは、「野生動物の保護」「地域社会への還元」「サンゴ礁の保護」「海岸線の保護」の4つの分野で、フィジー各地のホテルやリゾートと連携し、計40以上の体験プログラムが提供されています。

​具体的な活動には、マングローブの植樹、サンゴ礁の修復、野生動物の保護、伝統文化の体験などが含まれます。環境に優しいサーフリゾートや、持続可能性を重視する宿泊施設が数多く紹介されています。リゾートは太陽光発電や雨水利用、プラスチック削減、有機農園の運営などを通じて、自然と共生する観光を実践しており、従業員に地元住民を採用し、文化交流や地域経済の活性化にも取り組んでいます。

このような取り組みは、世界的にも注目されており、持続可能な観光のモデルケースとして評価されています。​旅行者にとっても、旅先での新たな価値を見出すきっかけとなるでしょう。​フィジーを訪れる際には、ロロマ・アワーに参加し、自然や地域社会への貢献を通じて、より豊かな旅行体験をしてみてはいかがでしょうか。

参考資料
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000018.000137269.html
https://visitfiji.jp/




サステナブルツーリズム
サステナブルツーリズム ニュース 持続可能な観光
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

メルマガ登録




New Posts
  • サン・ピエトロ大聖堂
    イタリアのデジタルノマド戦略|サステナブルな地域活性と国際リモート人材への期待
    2025年5月14日
  • 米国ハワイ州が宿泊税を引き上げへ。気候変動対策の財源確保が目的。
    米国ハワイ州が宿泊税を引き上げへ。気候変動対策の財源確保が目的。
    2025年5月13日
  • バルト三国のデジタルノマド
    バルト三国のデジタルノマド戦略
    2025年5月13日
  • フィジー政府観光局|自然を傷つけず共に生きる「ロロマ・アワー(Loloma Hour)」を発表
    フィジー政府観光局|自然を傷つけず共に生きる「ロロマ・アワー(Loloma Hour)」を発表
    2025年5月12日
  • デジタルノマドについて
    デジタルノマドの可能性|場所に縛られない自由な働き方が地域を変える
    2025年5月12日
  • 新しい芽の写真
    観光庁「令和7年度 持続可能な観光推進モデル事業」の公募開始(2025年5月19日まで)
    2025年5月9日
  • 「観光で疲弊しない地域」へ──観光庁が推進する持続可能な地域づくり
    「観光で疲弊しない地域」へ──観光庁が推進する持続可能な地域づくり
    2025年5月9日
  • ガストロノミーウォーキングとは?国内外の事例とビジネス活用・市場動向・戦略を徹底解説
    ガストロノミーウォーキングとは?国内外の事例とビジネス活用・市場動向・戦略を徹底解説
    2025年5月7日
  • 星空保護区について
    星空保護区とは? 認定取得のメリットや手順、国内外の取り組み事例を紹介
    2025年4月30日
  • ハワイのカマアイナ割引
    ハワイ・カマアイナ割引の役割と 観光産業の持続可能な成長
    2025年4月28日
Ranking
  • 環境評価システム EPEAT(イーピート)とは?認証を取得している企業事例もご紹介
    EPEAT(イーピート)認証とは?重要性と国内外の事例を紹介
    2022年2月17日
  • サステナブルツーリズムとは?持続可能な観光業の最新動向(2024年)
    2022年3月4日
  • スウェーデンの持続可能な開発目標達成へ向けた取り組み
    スウェーデンの持続可能な開発目標達成へ向けた取り組みと成功要因を解説
    2024年7月2日
  • オーストラリアの写真
    オーストラリアのSDGs取り組みとサステナブルツーリズム
    2024年10月2日
  • 省エネにも積極的。ニュージーランドのエネルギー事情
    ニュージーランドのエネルギー事情を紹介|市内で進む省エネ対策
    2023年9月29日
  • 観光税は持続可能な観光につながる?
    観光税は持続可能な観光につながる?世界と日本の導入事例を解説
    2024年8月6日
  • オランダの運河に浮かぶ!サステナブルな水上住宅 Schoonschip
    オランダ・アムステルダムの運河に浮かぶサステナブルな水上住宅 Schoonschip
    2023年7月21日
  • リジェネラティブ・ツーリズム(再生型観光)で実現する持続可能な旅
    2024年3月15日
  • リサイクル率世界トップを誇るドイツの衣料品廃棄処分の現状
    リサイクル率世界トップを誇るドイツ|衣料品廃棄処分の現状は?
    2024年1月30日
  • 環境に配慮した宿泊施設を目指す|Green Keyグリーンキー
    環境に配慮した宿泊施設を目指す|Green Keyグリーンキー
    2023年1月19日
Category
  • サステナブルツーリズム
  • SDGs・ESG基礎
  • 環境(水、森林、海洋、エネルギー資源)
  • 社会(ヘルス、まちづくり、ジェンダー)
  • 経済(働き方、生産・消費、産業・技術)
  • その他
    • ドバイ万博
Tag
CO2削減ESGESG投資SDGsアメリカオランダオーガニックカーボンニュートラルクリーンエネルギーサステナブルツーリズムサーキュラーエコノミーステークホルダータンパク質危機ドイツドバイドバイ万博ニュースビジネスと人権ファッションフードロスプラスチックマイクロプラスチックリサイクルレポート人権人権デューデリジェンス代替タンパク質企業事例再生可能エネルギー北欧取り組み事例各国の事例地球温暖化持続可能な社会持続可能な観光日本気候変動海洋プラスチック問題温室効果ガス環境問題生物多様性畜産業脱炭素観光業界認証
Pick Up
  • サステナブルツーリズムとは?持続可能な観光業の最新動向(2024年)

    CO2削減SDGsサステナブルツーリズム気候変動脱炭素観光業界
    記事を読む
  • リジェネラティブ・ツーリズム(再生型観光)で実現する持続可能な旅

    サステナブルツーリズムリジェネラティブ・ツーリズム持続可能な観光気候変動観光業界
    記事を読む

メルマガ登録

PR問い合わせバナー

目次