タイ観光庁とルイ・ヴィトンが贈る、バンコクの新たな旅の指南書

タイ国政府観光庁(TAT)パリ事務所とルイ・ヴィトンが共同で「ルイ・ヴィトン・シティガイド・バンコク 2025」を発売しました。ルイ・ヴィトンのシティガイドは、世界の主要都市を厳選し、文化や芸術、食、ショッピングなどの情報を紹介する旅行ガイドシリーズで、高級ブランドならではの洗練された視点で都市の魅力を伝えることで知られています。
今回のバンコク版は、歴史的建造物から最新のトレンドスポット、隠れた名所を含め、多角的な視点で都市を紹介することでタイの首都バンコクの魅力を深く掘り下げ、観光客に新たな視点を提供する内容となっています。
発表イベントは、旅行業界の幹部、航空会社の代表、観光インフルエンサーなどが招待され、ルイ・ヴィトンの伝統と職人技が息づく「メゾン・ド・ファミーユ」で開催されました。このガイドは「5 Must-Do in Thailand」のコンセプトで構成され、バンコクの魅力を5つの観点から紹介しています。
ルイ・ヴィトン・シティガイドは、その独自の編集方針により、通常の観光ガイドとは一線を画しています。高級ホテルや格式高いレストランの紹介だけでなく、現地の人々が日常的に訪れるマーケットやカフェ、ギャラリーにも注目し、観光客が実際にその都市で暮らしているかのような体験ができるよう工夫されています。
今回のバンコク版も、そうした方針を踏襲しつつ、地元の人々のおすすめや、観光客が見逃しがちなスポットも掲載されています。バンコクの食文化にも焦点を当て、伝統的なタイ料理の名店から、新進気鋭のシェフが手掛けるモダンなレストランまで幅広く紹介されており、タイの伝統と現代文化が融合する都市の魅力を最大限に伝える内容となっています。
タイの観光産業におけるさらなる発展と持続可能な成長
タイ王国は2025年を「アメージング・タイランド・グランド・ツーリズム&スポーツ・イヤー」と位置づけています。タイの豊かな文化やスポーツイベントを通じて、国内外の観光客に魅力的な体験を提供することを目的として、観光業のさらなる発展を目指すキャンペーンを展開しており、ルイ・ヴィトン・シティガイドは、重要な取り組みの一つです。
TATパリ事務所は、今回のガイドの発売について、「フランスをはじめとする欧州の旅行者に向けて、バンコクの新たな魅力を発信できる貴重な機会」とコメントしており、特に文化や芸術に関心のある旅行者に対して、バンコクの奥深さを知ってもらうことを期待しています。また、ルイ・ヴィトンのブランドイメージと組み合わせることで、より洗練された観光地としてのバンコクの魅力を伝える狙いもあります。
このガイドは、ルイ・ヴィトンの公式ウェブサイトや一部の書店で販売され、デジタル版も提供される予定です。バンコクは、長年にわたり観光客に人気の都市ですが、このシティガイドを通じて、より深く、より新しい視点でバンコクを楽しむことができるでしょう。

参考資料
https://jp.louisvuitton.com/jpn-jp/products/city-guide-bangkok-nvprod5910004v/R09428