湯治文化の進化形 3月21日別府にオープン!心と体を整える7日間「七日一巡り」

大分県別府市に、新たなウェルビーイング体験の場が誕生します。湯治ぐらし株式会社は、2025年3月21日(金)に湯治リトリートプログラム型滞在施設「七日一巡り(なのかひとめぐり)」をオープンします。温泉文化が根付く別府の地で、現代人の心身の健康を整える滞在型プログラムを提供することを目的としています。
「七日一巡り」は、日本古来の伝統的な湯治文化を現代に合わせて再構築したプログラムを特徴としています。施設は大分県別府市小倉に位置し、温泉地ならではの静寂と自然に囲まれた環境の中で、訪れる人々に深いリラクゼーションに導きます。七日間の滞在を基本とし、温泉療法、食事、瞑想、森林浴、ヨガなどを組み合わせた総合的なアプローチで、心身のバランスを整えます。これにより、日々のストレスから解放され、自己と向き合う時間を持つことができるのが大きな魅力です。
日本古来の養生法『湯治』を世界のライフスタイルへ

湯治ぐらし株式会社は、「日本古来のからだとこころの養生法である『湯治』を、世界の新しいライフスタイルへ」というビジョンを掲げ、温泉の持つ可能性を最大限に引き出すことに取り組んでいます。地域や社会、そこに住む人や訪れる人の生活をより豊かにするため、湯治シェアハウスの運営や暮らしのコンテンツ提供、湯治ワーケーションの推進、温泉データの蓄積・分析、さらには温泉を活用した産業開発や地域活性化にも力を入れてきました。
「七日一巡り」では、滞在での体験を通じて、訪れる人々が自身の健康を見つめ直し、滞在後も健康的な生活を継続できるように工夫されている点が魅力です。
温泉入浴だけでなく、温泉の効果や正しい入浴法を学ぶ温泉学講座、腸内環境の改善を目指す発酵調味料作りや手前味噌作りのワークショップ、季節や体質に合わせた食材選びやレシピの提案を受ける自炊カウンセリング、体重を利用した整体法と深呼吸を組み合わせた自力整体など、利用者が体調や目的に合わせて選択できる多彩なプログラムが用意されています。
また、このプログラムは、個人だけでなく法人向けとしても展開しています。社員の心身の健康保持・増進を図る「健康経営」の一環として、滞在中の健康数値の変化を可視化し、企業にフィードバックを行うことで、社員の活力や生産性の向上、さらには企業価値やイメージの向上にも寄与することが期待されています。
滞在中にはマインドフルネス瞑想やヨガのセッションなど、心のケアにも重点を置いています。現代社会において、多くの人が抱えるストレスや疲労感を軽減するため、自然と調和しながら心を落ち着かせる時間を提供することを狙いとしています。加えて、森林浴やウォーキングプログラムも取り入れられ、運動習慣の見直しにもつながる設計となっています。
2025年3月13日と14日には、メディア関係者および地域住民向けの内覧会が開催され、参加者からは「身も心も癒された滞在だった」「健康チェックで湯治の効果を確認できた」「趣のある木造建築の館内が豪華」といった声が寄せられました。
近年、ウェルビーイングへの関心が高まり、心身の健康を重視するライフスタイルが広がっています。「七日一巡り」は、単なる旅行ではなく、深い癒しと再生の場として、多くの人々に新たな価値を提供することが期待されます。今後、この施設がどのように発展していくのか、その動向にも注目が集まりそうです。



参考資料