サステナブルツーリズム– category –
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観光立国・シンガポールが目指す、都市型サステナブルツーリズム
シンガポールにとって観光業は、主要な産業の一つです。シンガポールの観光収入は、国内総生産(GDP)の約5.5%を占めます。2023年の観光収入は272億シンガポールドル(約3兆1,280億円)で、新型コロナウイルス禍前の2019年とほぼ同水準まで回復しました。... -
EvaneosとRoland Bergerが開発した、オーバーツーリズム指標
観光地における来訪者の急増による環境や社会への悪影響「オーバーツーリズム」が、世界各地で深刻な課題となっています。観光庁の報告によると、日本でも京都や鎌倉などの観光地で混雑や生活環境の悪化が報告されており、早急な対策が求められています。[... -
COP29がバクーで開幕。発展途上国への気候資金が焦点
気候変動対策を話し合う国際会議「COP29(第29回国連気候変動枠組条約締約国会議)」が、アゼルバイジャンの首都バクーで開幕しました。世界200近い国と地域から代表者が集まり、気候変動対策における重要な課題を協議します。 今回のCOP29では、アジアや... -
GSTC2024シンガポール開催。持続可能な観光の未来を探る国際会議
世界規模の持続可能な観光推進を目指すGSTC(Global Sustainable Tourism Council)の年次国際会議「GSTC2024」が、2024年11月13日から15日までの3日間、シンガポールのセントーサ島で開催されます。 当メディアの編集部も実際に現地へ赴き、会議の様子や... -
中東のサステナブルな観光開発。SGIやバーレーン空港の取り組み
中東の観光産業は前例のない成長を遂げています。 国連世界観光機関(UNWTO)が発表した2023年の世界観光指標(World Tourism Barometer)によると、2023年に中東*を訪問した外国人観光客数は約8,630万人で、新型コロナ禍前の2019年に比べて22%増加しまし... -
カナダのSDGsに対する取り組みとサステナブルツーリズム
世界で2番目の広大な国土を有し、カナディアンロッキーやナイアガラの滝などで知られている観光大国カナダ。SDGsの取り組みとして、環境に配慮した漁業や農業、温室効果ガス排出削減などが行われています。 本記事では、雄大な大自然を支えながら、カナダ... -
観光業のCO2排出量が14%削減|世界サミットの報告
10月8日から10日にかけて、オーストラリアのパースで「WTTCの第24回世界サミット」が開催されました。本サミットにおいて、観光業のCO2排出量が減少し、環境への影響を減らしていることが報告されています。 今回の記事では、観光業がどのようにCO2排出を... -
オーストラリアのSDGs取り組みとサステナブルツーリズム
広大な大自然、コアラやカンガルーなどの野生動物、世界最大のサンゴ礁であるグレートバリアリーフなどで世界的に有名なオーストラリアは、SDGsにも積極的に取り組んでいます。 オーストラリアは、国際的な研究組織「持続可能な開発ソリューション・ネット... -
箱根の未来へ向けたSDGs推進とサステナブルツーリズムの取り組み
箱根町は、持続可能な観光地を認証する国際的団体「グリーン・デスティネーションズ」の表彰制度「世界の持続可能な観光地トップ100選」*を2022年、2023年と2年連続で受賞し、さらには2023年のファイナリスト審査において「ビジネス&マーケティング部門」... -
北欧のクールケーションとは?気候変動がもたらす新しい旅行トレンド
近年、地球温暖化をはじめとした気候変動の影響による厳しい暑さや異常気象を避けるために、休暇を利用してより涼しい国・地域を訪れる人が増えています。 こうした背景から、欧米の旅行者の間では、北欧などより冷涼な気候を求めて目的地を選択する「クー...