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代替肉は未来の食?植物性ミートが拓く持続可能な食文化の可能性

2024 7/26
経済(働き方、生産・消費、産業・技術)
CO2削減 ヴィーガン 代替タンパク質 代替肉 企業事例
2022-2-42024-7-26
山口県宇部市でも広がりつつある代替肉。注目される理由と今後

気候変動の主な原因である温室効果ガスですが、世界全体で排出される温室効果ガスのうち最も多いのが25%のエネルギー産業、そして2番目が24%を占める農業・畜産業です。その主な原因は、牛から排出されるメタンガスと言われており、このメタンガスは二酸化炭素の25倍の温室効果があります。

つまり、私たちがお肉を食べれば食べるほど、気候変動を悪化させてしまっているということになります。そこで現在注目されているのが代替肉の分野です。代替肉には、お肉を使わずに美味しさを追求している大豆ミートや植物性ミート、そして細胞を培養して作られる培養肉があります。今回は、地方でも広がりを見せつつある植物性ミートについてご紹介します。

大豆ミートや培養肉の企業事例の記事はこちら▼

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目次

植物性ミートのメリット

TOFU MEAT
TOFU MEAT

大豆は「畑のお肉」と呼ばれるほど、植物性たんぱく質が豊富に含まれています。また、食物繊維が豊富なのでお通じが良くなります。

大豆にはお肉にはあまり含まれないカルシウムが豊富です。その他、カリウム、鉄分、銅などのミネラルや糖質の代謝を助けるビタミンB1が多いことも特徴です。

代替肉を使用したメニューが増加

アメリカでは、マクドナルドやタコベル、バーガーキング、ドミノ・ピザなどのファーストフード店が続々と植物性ミートを使用した完全菜食主義「ヴィーガン」の人でも食べられる商品を発表しています。

日本でもモスバーガーやコメダコーヒー(店舗による)、ケンタッキーで植物性ミートの商品がすでに販売されています。これらの大手チェーン店だけでなく、大豆ミートが置かれている焼肉店やヴィーガン向けのレストランはここ数年で増えています。

植物性ミートを使用した商品

植物性ミートを使用した商品はさまざまなものがあり、今回はスーパーなどで販売されている商品をご紹介していきます。

イオン vegetive

イオン vegetive
イオン vegetive
イオン vegetive

イオン – 商品

イオンでは大豆から作られた商品を扱っています。ミンチはさまざまな料理に使用できますし、大豆ボロネーゼや豆乳からつくられたクリームソースなど出来合いのものは、忙しい人でも使いやすいので手に取りやすいのではないでしょうか?

マルコメ 大豆のお肉

マルコメ 大豆のお肉
マルコメ 大豆のお肉
マルコメ 大豆のお肉

マルコメ – 商品

こちらも、大豆由来の植物性ミートでさまざまな商品を開発しています。野菜と炒めるだけで完成する回鍋肉やガパオライスなどを開発しています。

Omni Meat / オムニミート

OmniMeat
OmniMeat

こちらはOmni foodsというフードテック企業によって生まれ、ミンチを扱っています。それらを使用し、さまざまな企業と一緒に商品開発を行っています。

宇部市のスーパーにも!

omni meat - instagram
omni meat – instagram

先ほど、Omni Meatはさまざまな企業と共同で商品を開発しているとお伝えしましたが、例えば、餃子の聖地である宇都宮の老舗餃子メーカー〈栄久食品〉と冷凍餃子を開発しています。その餃子は山口県宇部市のスーパーでも購入できるほど、全国に広がりをみせています。

また、山口県宇部市には株式会社トーフミートという会社があり、大豆由来の植物性ミート「TOFU MEAT」を開発しています。

TOFU MEAT
TOFU MEAT
  • TOFU MEAT(トーフミート オリジナル)
  • TOFU MEAT Plain Type(トーフミート プレーンタイプ)
  • TOFU MEAT Non Sugar (トーフミートノンシュガー)

の3種類から選ぶことが可能です。

詳細はこちら

こちらの商品は「​​食べるJAPAN 美味アワード2021」で準グランプリを受賞しており、私も実際に購入して食べてみました。大豆の独特の香りなどは特にせず、ガパオライスにして美味しくいただきました。

植物性ミートの今後

ヴィーガン市場
ヴィーガン市場

日本能率協会総合研究所の調査によると、2019年時点では15億円だった大豆ミートの市場規模は2022年度に25億円、2025年度には40億円になると予想されています。

また世界でも、アメリカのコンサルティング会社、ATカーニーの発表によると、2025年から2040にかけての平均市場成長率は代替肉で9%、従来の食肉は-3%と予測しています。

複数の調査機関を比較しても類似の統計が出ていることが分かっており、今後5年から10年の間で、植物性ミートや培養肉を含めた代替肉の市場規模は国内外問わず成長すると考えられます。

最後に

いかがでしたでしょうか?

植物性ミートや大豆ミートと聞くと、欧米のヴィーガンの人たちが取り入れているライフスタイルという印象があるかもしれません。

しかし、ライフスタイルに関係なく、スーパーですぐ手に取ることが可能なほど身近なものになりつつあります。

そして美味しいことが分かれば、もともと大豆食品に親しみのある日本では今後消費量がさらに伸びるのではないかと思いました。

参照:
次世代代替肉 豆腐のお肉 TOFU MEAT(トーフミート) 完全無添加 ベジタリアン ヴィーガン ハラル対応 |株式会社トーフミート – TOFUMEAT
「植物性の代替食品市場」が10年で5倍に急拡大した理由とは | News&Analysis | ダイヤモンド・オンライン
Plant-Based Diets Could Replace the Traditional Diet Within a Century – vegconomist – the vegan business magazine
ダイズラボシリーズ|商品情報|マルコメ
OmniFoods

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