MENU
  • リジェネラティブツーリズム
  • 社会
  • 環境
  • 経済
  • 用語集
お問合せ
リジェネ旅
  • リジェネラティブツーリズム
  • 社会
  • 環境
  • 経済
  • 用語集
お問合せ
リジェネ旅
  • リジェネラティブツーリズム
  • 社会
  • 環境
  • 経済
  • 用語集
  1. ホーム
  2. サステナブルツーリズム
  3. 自然・街・世界とつながる。米国カリフォルニアで持続可能性をテーマにしたイベントが目白押し。

自然・街・世界とつながる。米国カリフォルニアで持続可能性をテーマにしたイベントが目白押し。

2025 5/29
サステナブルツーリズム
サステナブルツーリズム ニュース 持続可能な観光
2025-5-29
ヤシの木

世界的に気候変動への関心が高まる中、米国カリフォルニア州を訪れる旅行者たちも例外ではありません。大自然を満喫する国立公園、あるいはテーマパーク巡りやスポーツ観戦など、従来型の観光に加えて、「見る」「学ぶ」「体験する」を通じて持続可能性を実感できるイベントが注目を集め始めています。

今回は、そうした4つのイベントをご紹介します。

目次

自然と食のつながりを体験「Farm to Crag(ファーム・トゥ・クラッグ)」

直近イベント:2025年5月9-11日

開催場所:ヨセミテ

公式ウェブサイト:https://www.farmtocrag.org/  

アウトドア好きの方にぴったりなのが「Farm to Crag」です。これは、登山やロッククライミングなどのアウトドア活動と地元農業を融合させたユニークなイベントです。

食を通じて、自然保護や地域との共生をテーマに、ほぼ毎月のようにイベントが開催されています。5月にはカリフォルニア州のみならず世界的に有名なヨセミテ国立公園近くで2泊3日のキャンプが行われます。

参加者たちは地元農家の方と交流しながら、新鮮な食材を使った食事を楽しみ、ガイド付きのクライミング体験にも参加できます。土地の歴史や環境問題について学ぶワークショップも予定されており、アウトドア活動を通じて「自然とどう向き合うか」を考える貴重な機会になるでしょう。

ロサンゼルスの街を歩こう「CicLAvia(シクラビア)」

直近イベント:2025年5月18日

開催場所:ロサンゼルス

公式ウェブサイト: https://www.ciclavia.org/ 

「車中心の都市から、人中心の都市へ」をテーマにしたイベント「CicLAvia」は、ロサンゼルスでほぼ月に1回のペースで開催されています。普段は車であふれる幹線道路を一時的に封鎖し、自転車、徒歩、ローラースケートなどで自由に通行できるようにする試みです。

参加は無料かつ自由。イベントによって多少異なりますが、開催時刻は午前10時から午後3時くらいまでのことが殆どです。

環境にやさしい移動手段を推進するだけでなく、地域の飲食店やショップ、アートパフォーマンスなども楽しめるので、まさにローカルな文化と環境意識の融合といえるでしょう。ロサンゼルス訪問中に開催日が合えば、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。普段は車の窓を通してしか見えないロサンゼルスを体感するチャンスです。

また、同様のイベントはロサンゼルスだけではなく、全米各地の都市で行われています。コロンビアのボゴタで始まった”Ciclovia”(スペイン語で自転車道路の意味)が起源のため、イベント名に”Ciclo”がつくことが多いですが、より実際に近い”Open Street Festival”と説明されることもあります。それに都市名をつけて検索すればイベントを見つけやすいでしょう(例” Open Street Festival New York”)。

気候変動の脅威に直面したロサンゼルスから始まる「ロサンゼルス・クライメートウィーク」

直近イベント:2025年4月6-13日

開催場所:ロサンゼルス

公式ウェブサイト:https://laclimateweek.com/

2009年に始まり、毎年9月にニューヨークで行われる「Climate Week NYC」(クライメートウィークNYC)は、世界中の企業、政府、NPO、若者たちが集い、気候変動への具体的な対策を話し合う国際的なイベントです。現在では全米各地で同様のイベントが開かれるようになりました。

初のロサンゼルス・クライメートウィークは2024年9月に開催されました。皮肉なことに、そのわずか数か月後に史上最悪とも言われる大規模な山火事がロサンゼルス近辺で発生したことはご存知の通りです。

2回目のロサンゼルス・クライメートウィークは災害復旧の努力が続けられるさなかに行われました。コミュニティの健康、持続可能なインフラ、環境修復、そして2028年に迫ったロサンゼルス・オリンピックへ向けた回復力の構築に焦点が当てられました。

トップを切ったのは、初日の6日午前9時に始まったのは、上記で紹介したCicLAviaでした。ダウンタウンの韓国人街から映画の都ハリウッドまで、普段は交通量の多い約7.6㎞の車道が大勢の歩行者と自転車に開放されました。

ダウンタウンに位置しながら豊かな緑と池の景観で知られるエコー・パークでは都市型農業をテーマにした「リジェネラティブ農業の日」が6日に行われました。地元の農家や活動家が集まり、参加者は再生可能な食品の栽培方法と流通システムを学ぶ一日になりました。

そして、さすがはエンターテインメントの本場ロサンゼルスです。カンファレンスや映画上映、環境に配慮したファッションショーやヴィーガン料理のフードフェスなど、楽しい行事も目白押しの1週間でした。

革新都市で未来を考える「サンフランシスコ・クライメートウィーク」

直近イベント:2025年4月19-27日

開催場所:サンフランシスコ

公式ウェブサイト: https://www.sfclimateweek.org/ 

サンフランシスコのクライメートウィークは世界的な環境保護の記念日であるアースデイ(4月22日)を挟んで行われたこともあり、地球環境やエネルギー問題に関するセミナーやエキスポが数多く開催されました。

サンフランシスコは有名な観光都市ですが、最先端テクノロジーの中心地でもあります。シリコンバレーが近くにあり、現在の市内には自動運転タクシーが走り回っています。

常に新しいものやアイデアを取り入れることに積極的な土地柄はクライメートウィークにも反映されます。参加企業やイベントにはAIや最先端の環境技術に関するものも多く見られました。

PG&E、Advanced Energy United、Carbon Direct、Asueneといったエネルギー関連企業のリーダーたちが一堂に会したSFCWエネルギーサミット(23日)もそのひとつ。エネルギーシステム変革の最先端を担う革新的なテクノロジーが紹介されました。

「AIを自然環境の再生にどう役立てるか」をテーマにしたフォーラム(21日)にはGoogleやMetaなどの世界的IT関連企業が多く参画したことで大きな注目を集めました。掲げられた議題は、AIはエネルギー分野にどのような課題と機会をもたらすのか?そしてエネルギー分野がAIの期待に応えるために、政府と企業には何が求められるのか?といったものでした。

まとめ

Farm to Cragで自然と共生する心を育み、CicLAviaで都市のあり方を再発見し、クライメートウィーク各地のイベントで地球規模の課題に向き合う。今回はカリフォルニアでのイベントを紹介しましたが、こうしたサステナビリティを軸にしたイベントや取り組みは、世界中の観光地や都市に広がっています。

気候変動や環境問題がますます身近なテーマとなる中で、旅そのものが「未来への投資」となる。そんな新しい観光の形が生まれようとしているのかもしれません。

あわせて読みたい
ロサンゼルスの鉄道「メトロリンク」がアースデイ(4月22日)に無料乗車イベントを開催 ロサンゼルス周辺の6郡(ロサンゼルス郡、サンディエゴ郡、オレンジ郡、リバーサイド郡、サンバーナーディーノ郡、ベンチュラ郡)をカバーする地域鉄道システム『メトロ…




サステナブルツーリズム
サステナブルツーリズム ニュース 持続可能な観光
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

メルマガ登録




New Posts
  • ヤシの木
    自然・街・世界とつながる。米国カリフォルニアで持続可能性をテーマにしたイベントが目白押し。
    2025年5月29日
  • オリンピックのスタジアム
    東京2025デフリンピック|障がい者スポーツの未来と社会的意義
    2025年5月29日
  • 椅子に座って仕事をするサングラスの男性
    ブレジャーとは?働き方の未来を変える“仕事+余暇”の新常識を徹底解説
    2025年5月28日
  • “幼稚園にソーラー発電所を☆プログラム”イベントの集合写真
    地域と未来を育むエネルギー:「そらべあ発電所」に学ぶ、サステナブルな企業連携と地域貢献モデル
    2025年5月27日
  • テーブルに座って会話する男女
    GSTCがデスティネーション向けセルフアセスメントツールを発表|持続可能な観光への新たな一歩を解説
    2025年5月26日
  • 混雑したビーチ
    持続可能な観光の促進に向けた受入環境整備事業
    2025年5月26日
  • 野球場に置かれた野球ボール
    サンディエゴ・パドレスが球団初の「グリーン・グローブ賞」受賞。MLBで広がる持続可能性への取り組み
    2025年5月22日
  • 氷河
    観光産業が気候変動に与える影響
    2025年5月21日
  • ビーチ 車いす
    「アクセシブルツーリズム」の可能性と実践| 誰もが旅を楽しめる社会へ
    2025年5月20日
  • カリフォルニア州は2026年からプラスチック製レジ袋を全面禁止へ:世界の脱プラスチックの動き
    カリフォルニア州は2026年からプラスチック製レジ袋を全面禁止へ:世界の脱プラスチックの動き
    2025年5月19日
Ranking
  • 環境評価システム EPEAT(イーピート)とは?認証を取得している企業事例もご紹介
    EPEAT(イーピート)認証とは?重要性と国内外の事例を紹介
    2022年2月17日
  • サステナブルツーリズムとは?持続可能な観光業の最新動向(2024年)
    2022年3月4日
  • オーストラリアの写真
    オーストラリアのSDGs取り組みとサステナブルツーリズム
    2024年10月2日
  • スウェーデンの持続可能な開発目標達成へ向けた取り組み
    スウェーデンの持続可能な開発目標達成へ向けた取り組みと成功要因を解説
    2024年7月2日
  • 観光税は持続可能な観光につながる?
    観光税は持続可能な観光につながる?世界と日本の導入事例を解説
    2024年8月6日
  • 省エネにも積極的。ニュージーランドのエネルギー事情
    ニュージーランドのエネルギー事情を紹介|市内で進む省エネ対策
    2023年9月29日
  • オランダの運河に浮かぶ!サステナブルな水上住宅 Schoonschip
    オランダ・アムステルダムの運河に浮かぶサステナブルな水上住宅 Schoonschip
    2023年7月21日
  • リジェネラティブ・ツーリズム(再生型観光)で実現する持続可能な旅
    2024年3月15日
  • リサイクル率世界トップを誇るドイツの衣料品廃棄処分の現状
    リサイクル率世界トップを誇るドイツ|衣料品廃棄処分の現状は?
    2024年1月30日
  • 環境に配慮した宿泊施設を目指す|Green Keyグリーンキー
    環境に配慮した宿泊施設を目指す|Green Keyグリーンキー
    2023年1月19日
Category
  • サステナブルツーリズム
  • SDGs・ESG基礎
  • 環境(水、森林、海洋、エネルギー資源)
  • 社会(ヘルス、まちづくり、ジェンダー)
  • 経済(働き方、生産・消費、産業・技術)
  • その他
    • ドバイ万博
Tag
CO2削減ESGESG投資SDGsアメリカオランダオーガニックカーボンニュートラルクリーンエネルギーサステナブルツーリズムサーキュラーエコノミーステークホルダータンパク質危機ドイツドバイドバイ万博ニュースビジネスと人権ファッションフードロスプラスチックマイクロプラスチックリサイクルレポート人権人権デューデリジェンス代替タンパク質企業事例再生可能エネルギー北欧取り組み事例各国の事例地球温暖化持続可能な社会持続可能な観光日本気候変動海洋プラスチック問題温室効果ガス環境問題生物多様性畜産業脱炭素観光業界認証
Pick Up
  • サステナブルツーリズムとは?持続可能な観光業の最新動向(2024年)

    CO2削減SDGsサステナブルツーリズム気候変動脱炭素観光業界
    記事を読む
  • リジェネラティブ・ツーリズム(再生型観光)で実現する持続可能な旅

    サステナブルツーリズムリジェネラティブ・ツーリズム持続可能な観光気候変動観光業界
    記事を読む

メルマガ登録

PR問い合わせバナー

目次